沢山の家具や家庭用家電、
そしてその他の家財道具一式を持って
新たな街に移り住む引っ越しは、
家族全員にとって僅かな不安をもかき消してしまうほどの
大きな期待を抱かせることでしょう。
引っ越しによって初めて出会う人達との関わり、
目に映る景色やその街が持つ空気、
その全てが新鮮なものに感じられるものです。
引っ越しを終え、新しい家に家具を置き、
荷解きの終わらない荷物を囲んで始まる生活、
しかしここで注意の必要な事があることを忘れてはいけません。
狭い日本ですから、どこに行っても同様の生活が送れると
考える人も少なくは無いと思いますが、
実際はそうではなく、現代社会の生活の多くに関わる電気製品は、
全ての場所で正常に作動するわけではないのです。
多くの人は、東日本と西日本とで、
電力の違いが有る事を知らないままに
生活しているのではないでしょうか。
日本国内で使われている電気は、
東日本と西日本ではその周波数に違いがあり、
東日本では50HZ、西日本では60HZとなっており、
異なる周波数の地域では家庭用家電が使えない場合もあるのです。
最近の電気製品の中にはどちらの周波数でも
同じように使用できる製品も増えてはきましたが、
念のために引っ越しの予定が決まったら
まずは持っている家庭用家電を調べてみること。
そして、引っ越し先の周波数に対応した製品である事を確認したうえで
使えない製品であるのならば、新たに購入する必要が有るのです。